こんにちは。
あいもかわらずプリンをつくっています。
毎日毎日プリンプリンプリン…
「おやつない?」と家族に聞かれて「プリンあるよ」と答えると
「いや、プリンじゃなくて・・・」と言われるほどにつくり続けています。
それもサイゼリヤのプリンを完璧に再現するという目的のため。
前回の記事はその第一回目。
基本のプリンをつくり、材料や配合を変えてサイゼリヤのプリンに近づこうとしました。
今回はそのつづきです。
前回の反省からサイゼリヤのプリンの特徴を考える
プリンをつくりまくった前回。けれど結果は失敗。基本のプリンの作り方はマスターしたし、どれもおいしいけれど、サイゼリヤのプリンとはちがう。
何がどうちがうかっていうよりは、まったく別の性質の食べ物というかんじ。
「プリン」という同じジャンルに入れることがもうまちがっているのではないか。そう思ってしまうほどにちがう。
プリンづくりはたしかに上達した。けれども「おいしいプリン」の枠を出ない。
サイゼリヤのプリンの特徴である
- なめらかで重めな口当たり
- 華やかな甘さ
- 後味はすっきり
これがまったく再現できなかった。
基本のプリンはいくつかのネットのレシピを参考につくったもの。
材料は牛乳、たまご、砂糖、バニラオイル。これを卵黄のみのレシピや生クリーム使用のレシピに変えて試したが効果なし。
また、フライパンで蒸す方法、オーブンで蒸す方法どちらも試したが、これも効果なし。うまくいっても「なめらかプリン」の域を出ない。
なので根本的な何かを変えなければならないな、と思い至った。
粉類、ゼラチンを投入する実験
よって、別の方法を試す。
前々からふしぎに思っていたことだけど、コンビニでスイーツを買うと、かなりの確率でゼラチンが入っているんですよね。
プリンやチーズケーキは過熱してつくるのに、なぜゼラチンが入っているのだろう?とふしぎだったのです。
ゼラチンの入っているスイーツは、もしかして過熱せずに固めているってこと?てことはサイゼリヤのプリンもそっち系!?
ここで夫から耳より情報。サイゼリヤのメニューのアレルゲン物質の欄に「ゼラチン」の記載があるとのこと。つまり、サイゼリヤのプリンにはゼラチンが入っている!!
よし実験だ!!
未知の食べ物を生み出すことに成功
ゼラチンを入れたプリンのレシピを調べていると、某レシピ投稿サイトに「サイゼリヤのプリン風」っていうレシピを発見!!
これをつくってみることにする。
口コミも「サイゼリヤのプリンそのもの!!」と大絶賛だ。期待がもてる!!
つくりはじめる。
予想通りゼラチンが入っている。順調だ。けっこうたくさん入れるんだな。
え、そして、片栗粉?いれるの?こんなに?…わかった従おう。
そしてできたのはこちら。
けっこういいかんじやーん!!
かなり型から出しずらかったし、みっちりした固めのプリンなんちゃう♪
いざ試食。
ういろうですやん。
嘘のような固さ。くちどけゼロ。食感はういろうのそれ。味はプリン。
これプリン味のういろうですわ。どこがサイゼのプリンやねん。失敗。
カスタードクリームを固める!?
盛大に失敗してしまった。ゼラチンをつかってほかの方法をためそう。
液体のままゼラチンで固めたらそれはもうゼリーだ。そして片栗粉を入れてしまえばういろうになる。ではどうしたらいいか。
ゼリーとういろうのあいだ。液体と固体のあいだ。冷静と情熱の…
とろっとした粘度の高いものをゼラチンで固めれば、みっちりしたサイゼリヤのプリンになるのではないか!?
プリンの材料でできる粘度の高いもの、それはカスタードクリーム。
これだ!!
そしてつくった次なるプリン。
鍋でカスタードクリームをつくり、ゼラチンで固める方法をためした。
できあがりはこちら。
あかん刺さったわ。
もうどうすればいいんかわからん。サイゼリヤに行きたい。