わが家の定番「もう一生これでええ」シリーズ第一弾!
アイリスオーヤマ エアリーマットレスについて語りたい!
これは買ってよかった! 次からもこれにしよう! と思える商品に出会えることは稀である。
商品自体が良いものであることはもちろんだ。仮に完璧な商品でなかったとしても、多少のデメリットに目をつむれるくらい愛着を持っている、もしくはそれに見合う価格で買ったのならば、顧客の満足度は高まる。
アイリスオーヤマのエアリーマットレスは、商品自体の価値・価格ともに満足できる。ファッションなどに比べて生活用品は、自分の求める価値観が変わらない以上求める商品も同じになると思う。日々の買い物や献立、予定など選択が多い日々のなかで、ひとつでも「もう一生これでええ」と思えるものがあると気持ちが楽になるのは私だけだろうか?
うちのばーちゃんなんかは、台所洗剤はきまって「ママレモン」だった。
どんなに時が流れてさまざまな台所用洗剤が巷にあふれようと、ばーちゃんの洗剤はいつもママレモン一択だったのだ。わたしはそんな現象を「生活のママレモン化」と名付け愛している。
このブログでも、ママレモン化した商品をわが家の定番として紹介していきたいと思っている。
第一弾は、アイリスオーヤマのエアリーマットレスについて。1年ほど使ってみて、やっぱり人におすすめできる商品だと思えたので紹介したい。
こんな人におすすめ
アイリスオーヤマのエアリーマットレスをおすすめしたいのはこんなあなた。
✔ めんどくさがり
✔ 家事にかかる時間を短縮したい
✔ 夏の寝苦しさをなんとかしたい
✔ 家にひきこもりのおじさんがいる
エアリーマットレスのメリット
エアリーマットレスの良い点について。
梅雨がこわくない!カビないマットレス
今の家に引っ越すまで、私はある田舎の築100年超の古民家に住んでいました。場所は、静かな谷の風光明媚な渓流のそば。この環境のこわいところ…。鹿もイノシシも目じゃないくらいこわいんです。カビが!
古民家や気密性の高い住宅などで、カビに悩まされる方は多いと思う。私もその一人だった。食器、食品、家具、寝具。掃除や換気を怠るとすぐにあいつがやってくる。ほんとうにビクビクしながら、追い立てられながら掃除をしていた。
加えてうちにはずっと家で寝ているおじさん(夫)がいるんです!泣
日中は仕事があるし、夫も起きない。なので夫が起きる夜のわずかな時間を見計らってふとん乾燥機をかける。そうしないと、カビ・ダニの温床になってしまうと思い、もう必死だった。私がエアリーマットレスを買ったのは、そんな日々と決別するため!
敷布団をエアリーマットレスに変えてからは、「寝具を干さなきゃ!」と追い立てられる日々とは無縁になりました。日当たりと風通しの良い今の家に引っ越してからは、もうほんと万年床でもいいやってくらい気持ちがおだやか。カビやダニ対策をしたい方におすすめです。実際の効果以上に、精神的に開放されます。
そういえば、この1年ほとんどダニに刺されていない。
敷布団はもう干さない!家事の時短に大貢献
上にも書いたように、敷き布団は干さなくなりました。
朝起きたら三つ折りにして寝かせておくか、同じく三つ折りにして起こして壁に立てかけておけばOK。
重い敷きふとんを干したり取りこんだりがなくなったので、大掛かりな家事がひとつ減って楽ちんになりました。
注意 付属のカバーや敷布団パッドはカビる可能性があります。本格的な万年床は避けましょう。
夏は涼しいし冬も蒸れない!
夏は本当に涼しくて、体が触れている部分が熱を持って寝苦しい…! というような、熱帯夜にありがちな現象が減りました。
逆に、冬は風が通る分寒いんじゃない!? と心配されるかもしれませんが、心配いりません。
冬の布団の寒さの原因のひとつは、布団が湿気て冷たくなることです。
エアリーマットレスなら、通気性が良い分布団が湿気にくい=冷たくないです。ふとんに入ったときの、重くて冷た~いかんじとは無縁になります。こちらで紹介しているマットレスはリバーシブルになっているタイプなので、ニット面を上にして使ってくださいね。あとは、冬用の敷パッドがあれば最高です。
エアリーマットレスのおかげで手放せるもの
エアリーマットレスにしたことで、ふとん乾燥機は必要なくなりました。かけ布団は定期的に乾燥させる必要があるけど、軽いし寝室の窓からぱぱっと干しています。なのでふとん乾燥機は手放そうかなと思っています。
もうひとつは夏用の敷きパッド!我が家ではひんやり素材の敷パッドを使ったり、リネン素材のカバーをかけたりしていましたが、エアリーマットレスにしてからは使わなくなりました。夏はマットレスのメッシュ面を上にして使うだけでOKです。
この2点がなくなることで、押し入れはだいぶスッキリしそうです! そして、乾燥機のセッティングや片付けにとられていた時間、朝起きたら敷きパッドがズレていてイライラしながら直していた時間(←ありますよね?)ともおさらばです! こんな小さなことでも積み重なると大きいからな~。
2020.04.09 追記
敷きパッドはいらないかと思ったのですが、2年たったところで付属のカバーに毛玉ができてきました。長持ちさせたい場合は別途カバーをかけたほうがいいです!!
エアリーマットレスのデメリット
いいところばっかりではありません。それでも愛せるか?デメリットについても読んでくださいね。
気になる点がある場合はいったん購入を控えて、別の商品とも比較してみてください。
エアリーマットレスはすぐヘタる?
エアリーマットレスのレビューを読んでいると、マットのヘタりを気にしている方が多い印象です。
さてさて、私も1年使ってみたのでヘタリ具合を検証してみました。結論は、多少ヘタるが気にするレベルではないです。買ったばかりのときに計測していないので数値は出せませんが、見た感じでは、「少しナヨっとしてきたかな~」という程度です。厚さを測ってみると4.5㎝くらいでした。目に見えてへこんでいる部分や、使った時の底付き感はありません。
追記 どのくらいへたるのかについては別の記事でレビューしました。
エアリーマットレスの意外な弱点
私が一番ネックに感じているのはこれです!このマットレスのカバー、通気性が良い分目が粗い→抜け毛がからまるんです!
ふつうの髪質の方でしたら、ちょっとからまる程度だと思うんですけど、かたくて太い私の毛はメッシュに貫通し、カバーの内側に入り込んで出てこなくなります。泣
コロコロや掃除機で取れない毛は、目視確認しては手で取り除いています。
私の場合は毎日この作業をしても余りあるメリットを感じているので使い続けていますが、まじかよ…と思った方はご一考ください。
追記
このカバー、目が粗い分ほこりもたまりやすいです!定期的にお洗濯することをおすすめします。
カバーの着脱がめんどうなのはご愛嬌!?
この3つ折りのエアリーマットレスは、マット自体が3つのエリアに仕切られていて、チャックも別々についています。なのでマットや中のエアロキューブを洗うときにはそれぞれを開閉するのですが…ちょっとめんどいです。あと、チャックが生地を巻き込みやすいのもイライラポイントです。
まぁこの点はふつうの敷きぶとんにカバーをかぶせたりヒモでちまちまくくったりするのと比べてどうなんかと言われれば、全然耐えられるレベルですが。ごめんなさい、人よりイライラしやすい性質なだけかもしれないです…
自立する?
このマットレスの厚みは約5㎝。薄めなので自立させるのには少しコツがいります。広めにじゃばらにすればOKです。壁に立てかけたりは問題なくできます。
これに関しても、ウレタンマットレスなどのように中身がつまったマットではないので、広げて干す必要もないかなーと思いますが。
意外と重い&場所をとる
買った時に専用のバッグ型の袋がついてきますが、担ぐと意外と重いです。もし持ち歩こうと思っている人がいるなら、考え直したほうがいいです(笑)
あとは、ふとんのように圧縮して保管することができないし、重ねたものの重みで薄くなることもないです。見たまんまの容積分の保管スペースが必要です。
結論:超おすすめ
わたしがエアリーマットレスを買ったことで享受したメリット
✔ 布団を干す作業から解放された
✔ 軽いので体への負担が減った
✔ ふとん乾燥機と夏用敷きパッド断捨離
✔ ダニの被害激減
✔ 夏の寝苦しさを感じなくなった
これを得るために、価格の高さ・髪の毛&カバーの掃除の手間というデメリットも納得して引き受けています。
「もっといいのあるかもしれんし他も見てみよー」と思えないレベルでオススメです。