先日から職業訓練に通っています。
無職からひとまず脱出!
わたしが通っているのはWEBデザイン系のコースで、受講期間は半年です。
もともとデザイン系の仕事をしたかったこともあり、学べることがうれしいし毎日が充実しています。夫の介護でへとへとになっていろいろ諦めてきちゃってた身としては、好きなことの近くにいられるってすばらしいことだと感じます。
で、無事に受かったのでこうして楽しく通えていますが、正直受かるかどうか不安だったんですよね…
試験の倍率は2~3倍でした。
わたしのスペックはというと、一応大卒ですが学力は中学卒業程度、人前で話すことは大の苦手、就職活動をせずに働いていたので企業面接などの経験もなし。ブログのおかげでパソコンはほんの少し触れる…こんなかんじでした。めっちゃふつうです。特記事項なし(笑)
でも!こんなわたしですが合格しました!
合格した理由は、それなりに対策をして試験にのぞんだからだと思います。
なので、特別なスキルがなくてもポイントを押さえれば選考はクリアできます!
以前から学びたかった分野の職業訓練だったのでどうしても通いたい。対策を考えるときには、職業訓練の試験について書かれたたくさんのブログにお世話になりました。(みなさんありがとう!)
わたしの経験も誰かの役に立てればよいなーと思いこの記事を書いています。
たくさんの記事をみて実践した経験談だよ
✔ 職業訓練の選考に合格するためには、面接がめっちゃ大事だって話
✔ 面接を突破するためのポイント!
※じっさいに講師の先生に聞いた話もあります。
なのでそのほかの情報については二の次…とにかく大事なことだけこの記事に書きました。
じっさいの面接で受けた質問内容など、細かいことについては別の記事に書きます。もっと知りたい方はそちらもご覧くださいね。
でははじめです!
職業訓練の面接で「志望理由」よりも大事なポイント
職業訓練の選考で一番大切なのは面接です。筆記試験や実技試験がある場合もありますが、その場合でもとにかく面接が大事です。断言します!
そして、面接で大事なのは話す内容ではありません。
え!?と思いませんか?
わたしは思いました。
これはじっさいに面接してくださった先生に聞いた話ですが…これを聞いて軽く衝撃を受けたあと、なるほどと納得しました。
面接官は、その人が話した内容よりもその人の態度を見ている
先生いわく、ひとりひとりが面接で話している内容なんて覚えていない、だそうです。
こっちは一生懸命しゃべっているのにひどくない!?と考えるのは待ってください。逆の立場になって考えてみましょう。
面接官からしてみれば、一日に何十人もの候補者の面接をするわけです。また、企業の面接のようにたくさんの応募の中から数名を採用するというわけではないので、合格者を選ぶというよりは、ふさわしくない人を振り落とそうとしているのです。言い方はわるいけれど、減点方式ですね。
かといって、面接官の先生が何も覚えていないのかというと、そうではありません。
たまたま出会った人で「なんだか感じのいい人だな」などと好印象をもつことはありますよね。顔や名前はうろ覚えだけど、良い印象だけは覚えている…。面接の場も同じで、話の内容を聞いているようで、実はその人の態度を重視しているのだそうです。
なので、できるだけ好印象となるような態度を見せることが重要になってくるわけです。
印象は最初の1分できまる
面接は、自分の考えや経歴や熱意をアピールする場。ふつうそう考えますよね。でも、面接官はその人がしゃべった細かい内容までは覚えていない。では何を見ているかというと、その人の態度をみています。
ということでこれから受験されるみなさんは、面接のときの印象がすこしでも良くなるように注意するといいです。
そして、良い印象を残して有利に面接をすすめられるかどうかは、最初の1分くらいでほぼ決まります。具体的な方法については次の項目でくわしく説明します。
印象がぐっと良くなり合格に近づくための具体的なポイント
では次に、面接の印象を良くするための具体的なポイントをみていきます。基本的なことばかりと思われるかもしれませんが、合否を決める大事なポイントなのに意外とできていない人が多いそうです。
このポイントは、じっさいの面接で意識していたことであり、面接してくださった先生に聞いた話でもあります。特別なスキルがなくても合格できたのは、印象がそこまで悪くなかったおかげだと思っています。
服装で損をしない
まずは服装です。
仕事ではないし、たかだか職業訓練の面接だとあなどってはいけません。
さきほどお話したように、大事なことは「印象を良くすること」です。少しでも好感度を上げるためには服装には気をつかった方がいいです。
具体的には男性はスーツ、女性はスーツかオフィスカジュアルであればOKです。髪色は明るすぎず清潔感があれば◎。
じっさいの面接も、スーツかオフィスカジュアルで来ている人がほとんどでした。なかには新しい作業着で来ている方もいました。少し目立ちますが「就職の意思がある」とアピールできますし、それはそれでありだと思いました。(じっさいにその方は土木系のクラスに合格されました。)
手持ちの服がない場合は新調したほうがいいです。出費が痛いところですが、選考を通過するための必要経費と思い私も購入しました。
私はふだんからジーンズとTシャツで過ごしていて、前職もスーツが必要ない仕事でした。なので、髪はボサボサ、スーツも持ってない!とかなりピンチな状況でした。
そんなときに役に立ったのは「イオンのトップバリュー」です。イオンの服屋さんで、セールになっているオフィスカジュアルの一式(ブラウス、パンツ、ジャケット)を5000円程度で購入しました。もしも何も持っていなくて価格も抑えたい方には超絶おすすめします!
入室時のあいさつできめる
こちらも、面接官だった先生に「できている人が少ない」と言わしめた項目です。
入室時には、「失礼します」「おはようございます」などとあいさつをしますよね。これはみなさんできるよ~とお思いかもしれませんが、ここで大事なのは「声量」です。
面接では初対面の人の前で自分のことを話さなくてはならないわけですから、誰だって緊張しますよね。それで、自分が思っているよりも声がでていないことが多いそうです。
あいさつで「暗い」「元気がない」などと思われないためにも、あいさつの練習はしておく方がいいです。声を張り上げる必要はないですが、面接官の方に届く声であいさつするようにしましょう。それだけでもだいぶ印象が違うそうです。
さきほども言ったように、面接は印象がすべてです。いくら自分のスキルや前職での経験をならべたり、難しい言葉で目標を語ったりしたとしても、印象がわるいと意味がありません。
それよりも大事なのはあいさつ。あいさつを面接官に届けようとするきもちは伝わります。これだけで好感度は上がるし、コミュニケーションスキルがある人だというイメージを残すことができます。印象をよくするためにできることはしっかり押さえておきましょう。
女性に多い!?話し方のNG
服装、あいさつの次は、話し方で気を付けるポイントについてです。
一番大事なことは「結論を先に言う」これだけです。どんな質問にもまずは結論を答えたあと、補足の情報を付け加えるのです。
たとえば
と聞かれたとしましょう。あなたならどう答えますか?
もしそこで
「わたしは4人家族で両親と弟がいますが、母は訓練のことを×××と思っていて、父は×××で~」としゃべりだしてしまうと、聞いているほうは気持ちがだれてしまいます。ここで面接官が聞きたいことは何でしょうか?
おそらく「(職業訓練に通うことを)反対している家族はいないですか?」と聞きたいのだと推測できます。まわりくどいですね~…。ではなぜこんなことを聞くのでしょう。この場合だと「訓練に通うことができなくなって辞められたら困るな~」と思っているのではないでしょうか?
だとすると伝えるべきことは「応援してくれている、サポートしてくれる人がいる」などといった前向きな情報ですよね。
この場合もまずは結論から伝えます。たとえば
こんなかんじでどうでしょうか。(正解かどうかはわかりませんが、わたしはこんなふうに答えました。)
まとめと次回予告
以上が、職業訓練の面接でだいじなポイントです。
志望動機でしゃべる内容よりも、印象が大事!!
これはあまり知られていないかもしれませんが、意識しておくとぐっと合格に近づきますよ。
「なんとなくいいかんじの応募者だったな~」と思ってもらえるはずです。ぜひ実践してみてください。
あとは、普段の人柄もにじみ出るだろうから、日ごろから徳を積むとかね…
印象をよくするためには、服装・あいさつで減点されないこと、話すときは結論から先に話すということが一番大事ですよーというお話でした。
この次に、志望動機を練っておくこと、筆記試験対策、日常的に受験する分野について関心を持っておくことなどが大切なのですが、長くなってしまったので次の記事に書きます。今回はこのへんで。
長~い記事なのに読んでくれてありがとうね。
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