夫の奇才ぶりがすごい。

雑記

Googleのサーチコンソールというものに登録してみた。これを使うと自分のブログ記事の検索順位とか、どんなキーワードで検索してこのブログに来てくれているのかとか、とにかくいろいろわかって便利らしい。

なるほどそれなら使ってみようと四苦八苦したのち、無事登録できたのでしばらく眺めていた。どこをクリックしたらどうなるのかもわからないので手探りだ。

「カバレッジ」という項目をクリックしてみる。

なるほど?このカバレッジという項目をクリックすると、自分の記事がきちんとネット上にアップされているかわかるってことかな?ふむ…

「カバレッジ!」

夫の声だ。

「カーバレッジィィ!!」

背後にいる。

夫はしゃべりだす。

夫「路上で売っとるカバレッジは偽物が多いけん気をつけんといけんよ。」

わたし「!?」

 


宇宙から見ても日本のカバレッジだけはすごい明るいからね。
やっぱりカバレッジは明るかったっていう名言があるとかないとか…

戦時中もカバレッジは使われてた。見えると危ないからカバレッジかけなさい!って電灯にかける。防空壕行くときはカバレッジ置いて行かなあかんよ。カバレッジ持って行ってみんながカバレッジ!カバレッジ!ってなると困るからね。

上杉謙信なんかここ(おでこ)にカバレッジつけとったらしい。中学生がまねしておでこにカバレッジつけたら怒られる。「おまっ、なに殿様とおんなじとこにカバレッジつけとんねん」って。けど上杉謙信にレプリカのカバレッジ持って行って「サインしてください」言うたらサインしてくれるけんね。「カバレッジのようにがんばれ」とかメッセージもつけてくれる。

まぁなんかでもプロが使うカバレッジは僕らが使うカバレッジと全然違うからね。耐久性がぜんぜんちがう。10年使う人もおる。日本製のカバレッジが一番いいわね。アメリカでもニューオーリンズのとかはわりと評判いいけど?やっぱ日本製のほうが汎用性が高い、カバレッジとしての。

もうなんか「パンツのゴムがゆるんじゃった」ってときにもカバレッジがあれば問題なしよ。「お父さん洗濯物の横にカバレッジ置いといたから使ったら?」で全然問題なし。「これで買わんでいいな。買い物マラソンとかいかんでいいな。カバレッジがあれば」でお父さんも満足。

長距離ドライバーも夜眠くなったりするやん?そんなときカバレッジがあればエアコンの風出るとこにひょいっとカバレッジをやれば…ほら、それで大丈夫や。カバレッジあってよかったーって。ほんとに眠い人用の「黒いカバレッジ」っていうのもやっぱあるもんね。いろいろ考えると、使い終わったカバレッジを包む紙とかも今は付いとる。非常に便利になった。歯にほんとにいいかはわからんけどね。

あとは映画館で、どっちの手すりがどっちのものかわからんっていうのあるけど、カバレッジがあればそんなことにはならんけんね。

カバレッジついてる方か~ってなるから。

カバレッジがついてないからそういう問題が出てくるわけ。飛行機会社はそろそろ座席にカバレッジを導入するとかしないとか。

急にラーメン屋に行くことになって髪の毛縛りたくなったときに、机のココ(荷物入れ)にカバレッジが置いてあるラーメン屋は女の人にやさしいよね。ちょうどよかったって、くいって、ずっと腕に付けとくやわらかいカバレッジも流行ったけど、ずっと付けとくとじゃまやから、やっぱそういうとこにあるほうがいい。

カバレッジなんにでも使えるよ。

三角座りしなさい!って言われたときに子どもが足のここら辺に隠しとるのはだいたいカバレッジ。よう見ると尻のへんにカバレッジの跡が付いとる。こうやって足で隠すから。

ポケットに手入れながら帰る小学生はだいたい手にカバレッジ持っとるしな。

NHKの元アナウンサーの「部屋」っていう番組しとる人、あの人頭の中にカバレッジ入れとるからな。これは有名な話。

冬用のカバレッジやとやっぱり、あの、ブレーキの制動距離がだいぶ短くなるから。冬用使うの大事よ。ハイドロプレーン現象とかも起こるから。すべっちゃう。

生え際とかももうちょっとすればカバレッジで何とかなるようになると思うよ。カバレッジ60とかが出ればね。

ほーんとカバレッジがあればなーんにも問題ないよ。ほんと。

「給食袋、なんで今出すの!」って怒られたときもカバレッジがあったら「今出されてもお母さん、カバレッジあるじゃん」で何にも困らん。体操着も問題ない。お父さんが飲み明かした缶ビールの缶とかそこらへんにあってもお母さんはなんにも困らんよ。お母さんカバレッジでちょいっと集めてほいっと捨てればいいんやから。カバレッジでくいくいくいって。プルタブのところをくいくいくいって。何の問題もない。超便利。

あとはビジネスホテルでケータイ置くとこないときね、カバレッジがあったら眼鏡も置けるし一番ええ。カード入れるタイプのおっきいスマートフォンケースのときもカバレッジなら乗るしね。ほんとに。

西日がまぶしいときにカバレッジ使うひともおるし、ちょっと雑草が多いところにカバレッジ撒く人もおるし。

でもまぁ一番よく使っとるのは海上保安庁やろうね。要所要所にカバレッジを使って航行しとる。

通知バーに「カバレッジが足りていません」って出たときはちょっとびっくりするよね。あと15%ですとか。「あと15%や!どうしよ!おばあちゃんに連絡しようかな!」ってなるやん。ほんならもうおばあちゃんが「カバレッジ今年は4つあるよ~」って。「15日にまた送るからね~」って。すぐ送ってくれるわい。

やっぱないとあかんよね。

右曲がるときは30ⅿ手前からカバレッジ出さなあかんし。

回転寿司でお会計する前にはカバレッジのボタン押さなあかんし。

ファミレスでもメニューお決まりになりましたらカバレッジでって言われるし。ほんとに。

最近はないけど、ソフトコンタクトが登場する前はカバレッジ目に入れとったらしいからね。がーっと水濡らしてぱっと入れる。視力が良くなるかはわからんけどね。鼻の奥の免疫でアレルギーテストするときにカバレッジ使う人もおるくらいやから。ドアノブの突起にカバレッジ付いとるやつなんかは閉める時スッと閉まるよね。

今日はカバレッジ2つしかないわ~
自転車買うくらいならカバレッジにしたら~?
ちょっと個性的な人へのプレゼントはカバレッジのブローチやしね。
付けるとこ間違えると上杉謙信と間違われてもめるとこはあるけどね。

カバレッジ、なんなんやろね。

カナダにはカバレッジの父って呼ばれとる人がおるらしいよ。今はログハウスみたいなとこに住んどるけど。トクホのカバレッジもたぶんあると思うよ。ちょっと曲がったかんじなんちゃうかな。


ここまで約7分。

聞いたことのない「カバレッジ」という言葉に反応してしゃべり続け去っていった。

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